セックスに自信がない。
- 相手が本当に気持ちよくなっているかわからない
- 誘っても断られたらどうしようと思う
- 優しくしているつもりだけど、どこか物足りなさそうに見える
- テクニック本を読んでも、なんかピンとこない
- 最近は、セックスそのものを避けてしまう
そんなあなたに向けて書く。
結論から言う。
セックスに自信がないのは、テクニック不足のせいではない。
多くの場合、「愛情表現」の意味を勘違いしていることが原因だ。
あなたは「優しさ」を間違えていないか
俺も昔は、こう思っていた。
セックスは愛情表現。
つまり、女性の身体を丁寧に大切に扱うことだ。
優しくする。痛くしない。嫌がらないようにする。
もちろん、それは大事だ。今でも前提だと思う。
でも、それだけでは足りない。
ある研究では、男性はセックスで「射精したい」「相手を満足させたい」という気持ちが強いのに対し、
女性は「親密さ」「心の近さ」「愛されている感覚」「自分が魅力的だと感じること」をより強く求める
ことが示されている。
つまり、多くの女性にとって大事なのは、
「優しくされること」だけじゃない。
「どれだけ自分を求められているか」なんだ。
ここを外すと、どれだけ優しくしても、相手はどこか物足りなさを感じる。
そしてあなたも、「なぜ満足してもらえないんだろう」と自信をなくしていく。
女性がエロいと感じるのは「求められている感」
これは人による。でも、多くの女性はこんな状況にエロさを感じる。
狂おしく自分を求める男がいる。
情熱的に私を欲しがる男がいる。
つまり、あなたがどれだけ相手を欲しているかが、女性の興奮スイッチになることが多い。
だから、優しくするだけじゃ足りない。
- 目をちゃんと見る
- 名前を呼ぶ
- 耳元で「欲しい」と言う
- キスを深くする
- 腰を強く抱く
- 「今日はあなたが欲しくてたまらない」と伝える
こういう「欲望を見せる」ことが、相手にとっては愛情であり、興奮になる。
自信がない男性ほど、相手を傷つけないように慎重になりすぎて、自分の欲望を隠してしまう。
でも、それを隠すと、相手からは「求められていない」ように見えることがある。
自信がない人ほど「確認」を怖がる
セックスに自信がない男性は、こんなふうに思っている。
- 聞いたら恥ずかしい
- 「そんなこともわからないの?」と思われそう
- 相手に主導権を渡したくない
- 失敗したらどうしよう
でも、逆だ。
研究では、セックスについての話し合いの質が高いカップルほど、セックスと関係の満足度が高いことが示されている。
しかも大事なのは、話す回数より話し合いの質だ。
つまり、たくさん話せばいいんじゃない。
どれだけ正直に、相手の好みを理解しようとして話せているかが大事なんだ。
だから、確認するのは弱さじゃない。
むしろ、上手くやるための一番の近道だ。
具体的に聞くこと
- されるとして一番興奮するのは何か
- どこを触られると気持ちいいか
- どんな言葉を言われるとゾクゾクするか
- どんな流れだと気分が乗るか
- これは嫌だ、これはNGというもの
これを「好き・興味あり・NG」の3段階くらいで共有する。
たとえば、
「キスは好き。耳元で『欲しい』って言われると弱い。でもいきなり強いのは苦手」
みたいに。
これを知るだけで、あなたの自信は全然変わる。
何をすればいいか?
1. 前戯は「準備運動」じゃない
前戯を、挿入のための準備だと思っているうちは上手くならない。
前戯自体が、相手の欲望を満たす時間だ。
首筋、耳たぶ、鎖骨、胸、乳首、お腹、腰、太もも内側、クリトリス周辺。
反応を見ながらゆっくり攻める。
いきなりクリトリスだけをガンガンいくのは素人っぽい。
周辺からじらす。
「ここがいい?」「もっと強く?」と確認しながら進める。
潤滑剤を使うのも普通にあり。
濡れにくいときは無理せず使う。
2. 男の欲望も遠慮なく出す
ここが多くの男性が躓くポイントだ。
「相手を満足させなきゃ」と自分を後回しにすると、セックスが作業になる。
そして、相手にもそれが伝わる。
研究でも、男性は「性的解放」「オーガズム」「パートナーを満足させること」への欲望を強く持つことが示されている。
それ自体は自然なことだ。
大事なのは、
- 相手のためだけじゃない
- 自分の欲望もぶつける
- でも相手の嫌がることはしない
- お互いに許可し合った上でやる
「女を自分の愛撫でひーひー言わせたい」
その欲望を、相手の肉体を使って遠慮なく満たしていい。
あなたのパートナーは、世界でただひとり、あなたにだけはそれを許している。
それが相手の愛だ。
3. 声に出す
ある研究では、「お互いにエロい言葉をかけ合うこと」と勃起機能の間に、弱い〜中くらいの関係があると報告されている。
ただし、これはドイツのキール大学で行われた1つの研究にすぎず、対象もドイツ語圏の人たちなので、誰にでも当てはまるとは限らない。
それでも、黙ってやるより声を出した方がお互いに興奮しやすい。
特に女性は「求められている感」が大事だから、言葉はかなり効く。
確認系
「これ好き?」
「もっとゆっくりがいい?」
「どこ触ってほしい?」
欲望系
「今日はあなたが欲しくてたまらない」
「もっと俺のものになって」
褒め系
「すごく可愛い」
「そういう顔、たまらない」
4. アフターケアまでがセックス
イって終わりじゃない。
- すぐ離れない
- 抱きしめる
- 頭を撫でる
- 「気持ちよかった」と伝える
- 水分を取る
ここまでやると、満足度が全然違う。
心の親密さが性的欲望を高めるという研究結果もある。
アフターケアは、次のセックスのための投資でもある。
5. 定期的に「セックスの感想会」をする
終わったあと、または別の日に、
- 今日はどこが良かったか
- もっとこうしてほしい
- 次に試したいこと
- 嫌だったこと
を軽く話す。
最初は恥ずかしい。
でも、これをやるとお互いの欲望がどんどんわかるようになる。
そして、あなたの自信もついていく。
AVを教科書にしない
これは男性側が知っておくべきことだ。
複数の研究をまとめた分析では、AVを見る頻度が高い男性ほど、性的満足度が低いという関係が繰り返し確認されている。
女性ではこの関係は見られない。
これは「AVを見るな」という話ではない。
AVで培われた「エロさの基準」をそのままパートナーに持ち込むと、満足度が下がる
という話だ。
ポルノは視覚刺激と即時性に最適化されている。
女性の欲望が求める「関係性」「文脈」「心のつながり」とは、構造が違う。
ポルノは参考程度にしておこう。
教科書にしないほうがいい。
自信は「上手くやる」からは生まれない
セックスに自信がない男性は、こう思っている。
もっとテクニックを磨けば自信がつくはずだ。
でも、違う。
自信がつくのは、相手と自分の欲望を肯定し合えたときだ。
お互いの欲望を、愛ゆえに全肯定して、
自らの肉体を使って満たしてあげる。
お互いに。
これができると、セックスは「テスト」じゃなくなる。
「上手くやらなきゃ」という緊張も減る。
そして、自然と自信がついてくる。
まとめ
セックスに自信がないのは、あなたが真面目だからだ。
相手を大切にしたいと思っているからだ。
でも、優しさだけでは足りない。
- お互いの欲望を知る
- 「求められている感」を意識的に作る
- 前戯を「欲望を叶える時間」にする
- 男の欲望も遠慮なく出す
- 声に出して確認する
- アフターケアまでやる
- 定期的に話し合う
これらを一つずつ試していけばいい。
あなたはポルノスターになる必要はない。
ただ、相手をちゃんと知ろうとして、自分の欲望も隠さない。
それだけで、セックスは変わっていく。
自信は、あとからついてくる。
